【女性は経済的に不利？06】「ワーキングママの現実」Fさんの体験談
「女性の活躍」が声高に叫ばれていますが、前向きな変化にはなかなか繋がっていません。進学や就職、結婚など人生の様々なシーンで、従来のルールや価値観などによる男女差を感じる人はまだまだ多いのではないでしょうか。
特に大きいのが収入などの経済的な問題です。今回はFさんに「女性は経済的に不利だな」と感じた体験談を伺いました。
Fさんの体験談
私は32歳、会社員、2歳の息子を持つワーキングママです。25歳からIT企業のコールセンターに入社し、仕事の実績を評価され管理職のポストにつきました。
その後29歳で結婚、30歳で妊娠、産休、育児休暇を頂き31歳で仕事復帰を果たしたのですが復帰時の条件が、今の役職のまま復帰する代わりに、業務範囲を広げること。時短勤務になるので、月給約3万円程減給になること。私より仕事していない男性社員がたくさんいるのでその現実を知ったときには、とてもモチベーションが下がってしまいます。
今の日本は、女性に優しくないです。よく政治家が女性進出対策してるとは言ってますが多少なりの変化はあるのでしょうがそれを感じる場面はまだまだ少ないのではないでしょうか。時短勤務をうらやましいと思われてる時点でなめられたものだな～と思うことがあります。
どうすれば解決できると思いますか？
仕事の業務範囲は増えるのに、時短だから減給になるのは納得いかなかったのですが
ワーキングママの宿命だと自分に言い聞かせ、今現在も奮闘しています。
女性は結婚し、夫の世話+子供の世話もしなければならない。ワーキングママはママの称号が一応あっても、仕事は仕事として割り切らなければならない。出産だって、心身ともに非常に苦しい思いをします。産後は自分の睡眠時間もほぼとれない時期が半年くらい続きます。
でも私は来世も女性で生まれたいと強く願います。守るものがあれば、人は強くなれるし、自信にも繋がります。現代は旦那の給料だけでは生活できない、苦しい時代ですが
そんな時こそ、家族で協力して、強い家庭を築いていければな～と思います。
