【女性は経済的に不利？02】「専業主婦になってから 」Bさんの体験談

「女性の活躍」が声高に叫ばれていますが、前向きな変化にはなかなか繋がっていません。進学や就職、結婚など人生の様々なシーンで、従来のルールや価値観などによる男女差を感じる人はまだまだ多いのではないでしょうか。

特に大きいのが収入などの経済的な問題です。今回はBさんに「女性は経済的に不利だな」と感じた体験談を伺いました。

Bさんの体験談

結婚前はそれなりに良い給料を稼いでいた私ですが、結婚に伴い引越し、その後出産を経て現在は子育て期間中なので専業主婦をしています。依然とは全く環境も変わってしまい、またあと数年は子育てに専念したいと思ってはいますが、その後の就職に対して全く自信がありません。

男性は結婚や子供が生まれたことで、社会的な立場は変わりませんが、女性はそうもいきません。一時キャリアの中断をせざるを得ないし、再就職も容易ではないように思います。以前と同じような給料を稼ぐことはもう無理なのではないかなと思うことさえありますし、その可能性が高いように感じます。

家庭と仕事と両立する選択もありますが、我が家は夫も激務であるし、家事は全然できない人なので、負担は明らかに私に増えると思うと、再就職に二の足を踏んでしまうところもあります。

どうすれば解決できると思いますか？

夫に家事を覚えてもらうか、家庭用の電化製品のアップグレードや、食品の宅配や家事代行サービスなどをお願いする、といったことで私の負担は減り、働きに出たとしても負担は減るかなと思いますが、その分それらに対する出費も増えるので、結局はどうだろうと悩むところです。

今はとりあえず再就職を視野に入れて、資格の充実を図るべく、子育ての合間に勉強をしています。ただ、だからといって前ほど稼げるかといったら、やはり子供たちのことは優先したいと思うし、となると時短勤務？というとやはり前ほど稼げないだろうというのが現実だと思います。

あと数年は子育て中心と割り切って、その後を見据えたプランを検討中です。子育てが落ち着いてきた世代を受け入れてくれる環境が整うことを願っています。